従来の治療と「鍼灸と栄養療法」
従来の治療である西洋医学は日々進歩しています。
しかし、医療の進歩とは裏腹に病気の人が減ることはありません。
なぜならば、治療を受けて病気や症状は改善しても、根本治療には至っていないケースが多いためではないでしょうか。
根本治療をしないとどうなるのでしょう?
- 薬を飲み続ける
- 表面上は治っていても再発してしまう
- 徐々に悪くなっていく
- 悪化する
など、将来への不安を残すことになりかねません。
せっかく病院へ行って治療を受けても、根本治療が難しいのはどうしてでしょう。
それは、従来の治療法は病気の治療に注視しており、鍼灸治療や栄養療法のように、病気を発症する人そのものに焦点を当てていないからだと思います。
では、根本治療をしたらどうなるのでしょう?
まず患者さんの体質が変わります。
そして、病気の発症を予防することができます。
病気がある方は、それを治すことができます。
体の根本から治した場合、体質が変わっているので再発はしなくなります。
この根本治療のためにとても有効な治療法が、「鍼灸治療」と「栄養療法」です。
鍼灸治療は、身体の陰陽気血津液(水)=中国医学における栄養やエネルギーの過不足の状態を診て、バランスよく満たし、全身に循らせ送り届けます。
栄養療法は、偏った栄養状態を整え、適正な栄養で満たすことで、体の中から健康な状態を保ちます。
鍼灸治療と栄養療法、どちらにも体質を根本から変える力があるからです。
更に、この2つを掛け合わせることで効果が増します。
鍼灸治療には「効果が早いが、持続が短い」、
栄養療法には「効果はゆっくりだが、持続が長い」という特徴があります。
このような特徴のある鍼灸治療と栄養療法を掛け合わせることで、より早く体を良い状態に持って行くことができるのです。